訪問看護のオンコールはきつい?
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訪問看護ステーションの多くは、ご利用者様やそのご家族様からの電話対応などを行うオンコールを採用しています。自宅に待機しておかなくてはいけなかったり、夜間でも対応することがあったりと、きついイメージのあるオンコールについてまとめました。
訪問看護におけるオンコールとは、緊急時に迅速に対応できるよう、自宅などの職場外で待機すること。
ご利用者様の健康状態は予測がつかないことがあります。そのため急な体調変化や医療的な問題が発生した場合に備えて、看護師がいつでも連絡を受けられる状態であることが重要です。
オンコール対応の看護師は、状況を聞き取った上で、口頭での指示や訪問など必要に応じた判断や対応を行います。
オンコール手当は1回あたり1,000円~3,000円が相場です。実際にオンコール対応を行った場合には、さらに3,000円~5,000円以上の手当が支給されることもあります。
オンコールの状況だけでなく、訪問看護ステーションによっても手当の額は異なることがあります。あらかじめオンコールの体制や手当の金額を、募集要項で確認しておくとよいでしょう。
オンコールの待機日には、「ご利用者様からの電話がかかってくるかもしれない」という緊張感が常にあります。自宅にいるのにリラックスできずに緊張状態が続くと、十分な睡眠を摂ることさえ難しく感じてしまう人もいるでしょう。
繰り返しオンコール待機を行うことで、身体的にも精神的にもストレスとなってしまうことがあります。
ストレス発散など毎日の楽しみの一つにお酒を飲む人は多いことでしょう。ですが、オンコール待機中は飲酒を控えておかなくてはなりません。
オンコールで訪問対応をする必要が生じた場合など、車を利用することが多いからです。休日は、お酒を飲みたいと考える方にとっては、飲酒を我慢することがストレスを溜める原因となってしまうこともあります。
オンコール待機中は、いつでも迅速に対応できる準備を整えておく必要があります。
さらに電話を受けた時に、冷静かつ的確な指示を行うことが求められます。このような状況に対して抵抗がない人は、向いているといえるでしょう。
オンコール待機中は、いざという時に備えて、自宅で過ごすことが多くなります。外出や遠出が制限され、飲酒も控えなくてはなりません。
自宅でのんびり過ごすことが好きな人や、ショッピングなどの外出を自宅近くで済ますことができる人、飲酒を控えることに抵抗のない人が向いています。

本メディアを監修しているスターク訪問看護ステーションの皆さんに、オンコールに対する意識調査を実施させていただきました。
ここでは、きついと回答された方ときつくないと回答された方、両者の声を紹介させていただきます。
訪問看護のオンコールは肉体的・精神的にストレスがかかりやすいことは事実です。向き不向きはあるものの、看護師が安心して働けるようオンコールの回数を減らす取り組みを行う訪問看護ステーションや、オンコールのないステーションで働くという選択肢もあります。オンコールの大変さ以上に、やりがいが大きい仕事でもあるので、現役訪問看護師が感じているやりがいも見てみてはいかがでしょうか?