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病棟看護師以外の選択肢とは

看護師に向いてない?
病棟看護師以外の選択肢とは

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病棟の看護師は、身体的負担や精神的負担が大きく、ストレスもたまりやすい仕事。自分は看護師に向いていないのだろうか、と悩んでいる人も多いでしょう。ここでは、看護師に向いていない人の特徴をまとめたうえで、看護師資格を活かせる他の仕事についても解説しています。

目次

病院の看護師に向いていない人の特徴

ここでは、病院の看護師の向いていない人の特徴についてまとめました。

日本看護協会のデータによると、新人看護師の約10%が1年以内に離職しているそうです。それにはいくつかの原因があることが予想されますが、看護師に向いているかどうかはその人の適性にも原因があるかもしれません。次から、詳しく解説していきましょう。

※参照元:日本看護協会公式HP (https://www.nurse.or.jp/home/assets/20230301_nl04.pdf)

夜勤や長時間労働など不規則勤務に適応できない人

看護師は24時間体制で患者さんの健康管理にあたっているため、夜勤や長時間労働があります。残業や休日出勤が発生することもあり、生活リズムが乱れてしまう人も多いのではないでしょうか。

家族や友人と予定が合わない、家庭と育児との両立が難しいなど、ワークライフバランスが崩れてしまうため、勤務形態に不満を感じる看護師もいるようです。

重圧に弱い人

看護師は人の命を預かる仕事であり、いつ何が起こるかわかりません。患者さんの容態が急変することも珍しくなく、常にプレッシャーにさらされる環境です。他、患者さんや家族からクレームがあったり生死に直面する業務もあったりと、精神的負荷が大きな仕事です。

また、長時間の立ち仕事や睡眠不足など身体的負荷も大きいため、重圧に弱い人は、病棟の看護師を続けることは難しいでしょう。

職場の人間関係に適応しにくい人

看護師は医療チームの一員であるため、医師や他の医療スタッフと連携して仕事を進める必要があります。しかし、先輩から厳しい指導を受けたり、同僚とうまくコミュニケーションが取れなかったりと、人間関係で大きなストレスを感じてしまう看護師も少なくありません。人間関係にうまく適応できなければ、仕事に集中できなくなる恐れもあります。

勤務先の特性による
「向いていない」という誤解

同じ看護師でも向き不向きはある
職場環境・配属先の違い

しかし、自分は看護師に向いていないと思うのは早いかもしれません。そう感じる原因は、職場の特性にある可能性もあります。

急性期病棟で求められる適性

  • 幅広い疾患に対する知識と技術を持っており、適切に判断できる。スピード感を持って行動に移せる
  • 自身の知識・スキルを高めようとする向上心があり、さまざまな看護技術を習得しようと努力できる

救急外来・救命センターで求められる
適性

  • 緊迫したプレッシャー下においても冷静に対処し、強い精神力で適切な処置を施せる
  • 予測できない状況や急な変更があっても、臨機応変に対応できる柔軟性を持ち、自ら考えて行動できる

慢性期病棟で求められる適性

  • 患者さん一人ひとりとじっくり関わり、忍耐強く長期的にケアができる。患者さんに優しく接するコミュニケーション力がある
  • 他の職種チームと連携して環境を調整しながら患者さんを支えるため、調整力や相談援助のスキルを持つ

回復期病棟で求められる適性

  • 患者さんとその家族、多職種の人と深く関わることも多いため、積極的にコミュニケーションをとれる
  • 患者さんの悩みなどを聞く傾聴力が高く、励ますスキルも高い

一般病棟で求められる適性

  • さまざまな疾患を抱えた患者さんを受けもつため、幅広い知識の習得に積極的である
  • 検査や手術前後の看護、終末期ケアなど広い対応力が求められるので、マルチタスクに慣れている

クリニック(診療所)で求められる適性

  • 少人数で運営しているため、自分の役割にこだわらず臨機応変に業務を手伝える協調性を持つ
  • 多くの外来患者にスムーズに対応できる手際の良さと高いコミュニケーション力
編集チームより
職場によって特性は変わるため
求められる適性も違う

病棟看護師の仕事が向いていないからといって、看護師としての適性がないわけではありません。働く環境にもそれぞれ特性があり、当然そこで求められる適性も異なります。環境を変えれば、看護師として自身の長所を十分に発揮できる可能性もあるのです。他の職場にも目を向け、適性が合っているかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

看護師として働くにあたり、病院以外にもさまざまな選択肢があります。次の項目から、詳しく説明していきます。

看護師資格を活かせる他の仕事

ここでは、看護師資格を活かせる他の仕事についてまとめました。さまざまな特性の仕事がありますので、十分にチェックして自分の適性に合った仕事を見つけてください。

企業看護師・産業保健師

一般企業で働く看護師や保健師のことです。企業で働く人の医療サポートを行い、日々健康を支えています。

具体的な業務内容としては、健康相談や健康診断の実施、健康改善を目的とした健康指導など。企業内で体調不良になっても適切な処置を行えるため、企業にとってなくてはならない存在と言えるでしょう。

企業看護師・産業保健師に
向いている人はこんな人

  • 働いている人のメンタルケアも行うため、相手の話をじっくりと聞ける
  • 企業で働く人と関わる場面も多いので、高いコミュニケーション力がある人

介護支援専門員

介護が必要な人が適切な介護保険サービスを受けられるようサポートを行うスペシャリストです。居宅介護支援事業所や特別養護老人ホームなどの施設などがおもな職場ですが、介護用具のレンタル事業を行っている民間企業で働く場合も。

具体的な業務として、ケアプランの作成や介護給付費の管理の他、利用者とサービス事業者との調整役の役割も果たします。

介護支援専門員に
向いている人はこんな人

  • 福祉の仕事をしたいけれど、体力的に不安がある
  • 利用者や家族との密な連携が必要なため、コミュニケーション力が高い

介護施設看護師

介護スタッフと協力して、施設の利用者の身体介護を行ったり、健康管理や医療管理を行ったりとさまざまな面からサポートする看護師です。

バイタルチェックや服薬管理、健康についてのアドバイスなど幅広い業務を担当しますが、他、看取りやターミナルケアを行うことも。包括的なケアによって、利用者の健康を支えます。

介護施設看護師に
向いている人はこんな人

  • 長期的に利用者と信頼関係をじっくりと築いていける
  • 介護スタッフなど、他の職種の人ともこまめに関わりを持てる

訪問看護師

利用者の自宅に看護師が訪問し、療養のサポートを行う看護師です。

利用者の医療面におけるケアやリハビリはもちろん、排せつ管理や住環境の改善など生活全般のサポートも行い、健康を支えます。また、利用者の家族の不安を軽減することも、訪問看護師の大切な仕事。利用者が住み慣れた住宅でその人らしく生活できるよう、さまざまなニーズに対応します。

訪問看護師に
向いている人はこんな人

  • 一人ひとりの利用者とじっくりと向き合いながらサポートを行いたい人
  • 柔軟な働き方を実現し、プライベートも大切にしながら働きたい人
編集チームより
看護師の資格・経験を活かせる選択肢は多い

看護師の資格や経験を活かせる仕事は、病棟の看護師以外にもさまざまな仕事があります。自分の適性やどのような働き方をしたいかによって、自分に向いている仕事が少しずつわかってくるでしょう。それぞれの仕事の特性や特徴などをチェックしたうえで、自分の長所を発揮できる仕事を探してみましょう。

ここからは、当メディアのテーマでもある「訪問看護」にクローズアップしていきます。同僚との人間関係に悩まされず看護に集中でき、プライベートも充実させている人も多いという「訪問看護」。次に病棟看護師から訪問看護師に転身した人に、病棟看護師との違いややりがいについて聞いてみました。

【PickUP】訪問看護に転身した看護師に聞く!
病棟看護との違いややりがい

監修
スターク訪問看護ステーション(StarQケア株式会社)
スターク訪問看護ステーション採用サイトの
引用元:スターク訪問看護ステーション公式採用サイト
(https://www.recruit-star-q.jp/)

本メディアを監修しているスターク訪問看護ステーションで働く、病棟看護から訪問看護師に転身した皆さんに、訪問看護に転職してみて感じる違いややりがいの意識調査を実施させていただきました。

病棟を経験したからこそ感じる違いややりがいを教えてください

編集チームより
訪問看護師は働きやすくやりがいがある仕事

看護師の資格や経験を活かせる仕事は、病棟の看護師以外にも多くの選択肢があります。それぞれ仕事の特性が異なるため、向いている看護師の適性も変わってきます。自分は看護師に向いていない。そう結論づける前に、職場を思いきって変えてみれば、自身の長所をおおいに発揮できる可能性もあるでしょう。

中でも、訪問看護師は看護師としてのスキルを活かせるうえ、柔軟な働き方ができる仕事。病棟内での人間関係や雑務に悩むことなく看護に集中できます。

患者さん一人ひとりに寄り添う看護ができる非常にやりがいがある仕事です。やりがいに加え、プライベートとの両立のしやすさなど、多くのメリットを享受できます。 転職活動を行う際、ぜひ訪問看護師も視野に入れてみてはいかがでしょうか。